北米版『名探偵コナン』 ジミー工藤が謎を解く! 日本版よりちょっとキザで自意識過剰なコナン君

『名探偵コナン 11人目のストライカー』を見てきました。私は『コナン』の大ファンでして、映画は毎年見に行ってるんですが、今回はJリーグとのタイアップ企画で、ヤットさん(遠藤)やカズが出演していて、サッカーファンには嬉しい内容でした。私はヤットさんのファンですので、ヤットさんの出番が多く、ストーリーにも絡んでるのは大変嬉しかったのですが、予想通りヤットさん棒読みでした(笑)。カズは結構上手かったですね。流石キングです。

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というわけで、今回は『名探偵コナン』の北米版を紹介しましょう。


↑管理人所蔵の北米版DVDコレクション

日本では1996年にアニメ化され、大ヒットになった『名探偵コナン』ですが(どうでもいいけど、第1回の放送日は『爆走兄弟レッツ&ゴー』と同じで、当時毎週月曜日が楽しみだったなあ)、アメリカでは『ドラゴンボール』などの翻訳も手がけた大手の FUNimation によって2003年から紹介され、現在までのところテレビは123話、映画は6作目の『ベイカー街の亡霊』までDVDがリリースされたところで止まっております。(2年間音沙汰がないんで、これ以上出さないのかもしれない。長編だと海外版で途中でリリースが終わってしまうことはままある)

まず、北米版『コナン』の面白いところはそのタイトル。日本では『コナン』の英訳は『Detective Conan』ということになっていて、アニメでもタイトルのはじっこにそう書いてあるんですが、見ての通り北米では『Case Closed -One Truth Prevails』(事件解決 -真実はいつも一つ)となっています。


↑北米版映画1作目のDVD

なぜ『Detective Conan』のままではいけなかったのか。翻訳会社の FUNimation の説明によると Due to legal considerations.(法的な配慮のため) とのこと。もしかしたら、中国みたいに誰かが勝手に Detective Conan をアメリカで既に商標として登録していたなんてことも考えられますが、具体的なことはわかりません。FUNimationの説明では、この Case Closed というタイトルは日本側との協議で決められたらしく、青山剛昌もマンガの中でさりげなく使っていたので、原作者も気に入っているのでしょう。


↑原作73巻より。
Case Closedが北米版のタイトルだと知らない読者の中には、
なんか特別な意味があるセリフと思った人もいるんじゃない?

さて北米版の内容ですが、最初に驚かされるのはキャラクターの名前。最近の北米リリースでは珍しく、ほとんどのキャラクターの名前が英語名に変えられています。


江戸川コナン
→ Conan Edogawa
(※変更なし)

工藤新一
→ Jimmy Kudo
(ジミー工藤)

毛利蘭
→ Rachel Moore
(レイチェル・ムーア)

毛利小五郎
→ Richard Moore
(リチャード・ムーア)

服部平次
→ Harley Hartwell
(ハーリー・ハートウェル)

阿笠博士
→ Hershel Agasa
(ハーシェル・アガサ)

吉田歩美
→ Amy Yeager
(エイミー・イェーガー)

小嶋元太
→ George Kaminski
(ジョージ・カミンスキー)

円谷光彦
→ Mitch Tennyson
(ミッチ・テニソン)

灰原哀
→ Vi Graythorn
(ヴァイ・グレイソーン)

鈴木園子
→ Serena Sebastian
(セリーナ・セバスチャン)

遠山和葉
→ Kirsten Thomas
(カーストン・トーマス)

目暮十三
→ Joseph Meguire
(ジョセフ・マグワイア)

白鳥任三郎
→ Nicholas Santos
(ニコラス・サントス)

高木渉
→ Harry Wilder
(ハリー・ワイルダー)

コナン以外は皆名前が変えられていますね。
それにしても、工藤新一は何故 Jimmy Kudo なんだろう…。なぜ工藤だけ残した。まるで日系人やないか。

後のキャラは、見てわかる通りほとんどイニシャルだけ残ってますね。

Ran Mori → Rachel Moore
Heiji Hattori → Harley Hartwell
Ayumi Yoshida → Amy Yeager
などなど…。

阿笠博士は、なぜか Agasa という名前は残っています。英米人としてもおかしくない名前だからかな? 灰原はなぜか Vi Graythorn。Vi はよくわかりませんが、Grayは「灰」で thorn は「茨」。「灰原」→「はいばら」→「はい いばら」→「灰」「茨」→「Gray」「Thorn」→「Graythorn」…なんだと思う! 日米を股にかけたえらい面倒なダジャレだな。元太が「カミンスキー」という、ロシア人みたいな名前なのも気になる…。なぜか小五郎のおっちゃんと高木刑事だけイニシャルも無視です。

(追記)
灰原の Vi は、「V.Iウォーショースキー」からではないかとの情報いただきました。恐らく間違いないと思います。情報提供ありがとうございました。


以前イタリア版『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の記事でも言及しましたが、欧米で名前を現地名にローカライズするとき、イニシャルだけ残すことが結構あります。多分、アニメの中で持ち物にイニシャルが書いてあるときなんかに都合がいいのと、名前をゼロから自分で考えるより簡単だからでしょうね。

また、なぜか名前が変更されなかった阿笠博士ですが、彼の話す英語の発音はかなり訛っていて聞き取りづらいです。英語圏の作品では英語圏以外の出身のキャラクターは大抵訛りのある英語を話しますが、阿笠博士もそんな感じです。北米版スタッフは阿笠博士をどういうキャラにしたかったのでしょう? 


↑文字じゃ表現できないけど、かなり訛りのある英語を話す阿笠博士

少し余談になりますが、日本版では普通に話している外国人が、英語版ではちゃんとフランス人はフランス訛り、ドイツ人はドイツ訛りの英語を話していることが多く、その辺のこだわりも面白いところです。『コナン』でも映画3作目『世紀末の魔術師』に出てきたロシア人も、ちゃんとロシア訛りの英語を話していました。

また、原作マンガ版の英語版もアニメにあわせてキャラクター名が変更してあります。これは非常に珍しいことで、アニメでキャラクター名が変更してるのは少なくありませんが、マンガで変更してあるのは初めて見ました。マンガ版は小学館と集英社が共同出資している Viz Media というアメリカの最大手の出版社が翻訳しているのですが、マンガ版もアニメとほぼ同時に刊行が始まりましたので、アニメと設定をあわせることで相乗効果を狙ったのでしょう。日本を始め各国で人気がある『コナン』ですので、出版社側もかなり期待をかけていただろうことがわかります。


↑北米版原作単行本第1巻


↑マンガ版でも Jimmy Kudo です。

ちなみに、アニメ版では主要登場人物以外の一話きりのキャラクターも全員英語名に変えられているのですが、マンガ版では主要人物以外は日本名のままなので、英語名と日本名が入り乱れてかなり変な感じです

名前が全員英語名なので、舞台がアメリカの設定に変えられてるのだろうかとも思ったんですが、そういうわけでもなく、一応舞台は日本のままです(通天閣とか新幹線とか出てきてんのに、アメリカ舞台には出来んわな)。しかし、当然無理があるわけで、日本語が絡む事件はかなりカオス

例えば、第21話、アニメオリジナルの『TVドラマロケ殺人事件』。今回重要なのはこの2人。容疑をかけられてしまう人と、真犯人です。


↑二枚目俳優・那智真吾
(英語名:Ringo Norris)


↑真犯人・豆垣妙子
(英語名:Tina Fountain)

この事件では、殺人現場に「コマイヌ」というダイイングメッセージが残されていて、それをコナンが本当は「ニマイメ」と書いてあったところに後から書き足されたんだと気がつき、二枚目俳優那智真吾にまず容疑が向けられます。しかし、実はそれも後から書き加えられたもので、最初は「マメ」と書いてあったことがわかり、真犯人は豆垣さんであることが判明します。


↑最初にコナンが見つけたダイイングメッセージ

つまり、カタカナが「マメ」→「ニマイメ」→「コマイヌ」という変遷をたどっているわけで、こんなん日本語がわからんと話になりません。まして、肝心の真犯人の名前も「豆垣妙子」から「Tina Fountain」に変えられているので、こんなんどうやって翻訳するんだろうと思ったら…

結論から言うと、ガン無視してました。

まず、コナンがダイイングメッセージを見つけます。この時点で英語版コナンは "Shrine god? What does that mean?" と言います。ここまではOKです。(しかし、狛犬の英訳って shrine god でいいのかな?)

しかし、コナンの誘導により、それが「ニマイメ」と書いてあったのだとおっちゃんが気づきます。英語版おっちゃんは「ニマイメ」というカタカナを見て、 "Ringo! That means the killer is Ringo Norris!" と叫ぶのです。思いっきり「ニマイメ」って書いてあるのに、ストーリーの都合上無理やり「これは日本語で Ringo って書いてあるんだ!」ってことにして話を進めちゃった…。日本語がわからないアメリカの視聴者はもちろん、日本語を勉強したことがある視聴者もわけがわからんだろうな…。


↑おっちゃんはこれを見て…


↑「Ringo って書いてあるぞ!」と叫ぶ。おいおい

その後、最初は「マメ」と書いてあったとなるわけですが、ここも同じ手法。「マメ」という文字を示して "It's Tina." と言うのです。「マメ」と書いてあるのに、これまた無理やり「これは日本語で Tina って書いてあるんだ!」ということにして、豆垣妙子(英語名 Tina Fountain)を犯人にするのでした。うーん。なんというカオス。


↑「マメ」と書いてあるのに「ティナさんが犯人です」言うコナン


↑自分の名前が書いてあったので観念したティナさん
って、ティナなんて書いてねえよ!

とまあ、日本語が絡むシーンは、大体わけわからんことになってます。日本では18年も続いていて大人気の『コナン』ですが、アメリカでそこまで受けなかったのはこの辺が原因なんじゃ…。

また、北米版の大きな特徴の一つとして、コナン君の心のセリフは全て新一の声であるという点が挙げられます。日本版では全てコナン君(高山みなみ)の声ですから、けっこう大きな変更ですね。でも、新一ファンには毎回声が聞けて嬉しい変更かも?


↑考えてる時のコナン君のセリフは全て新一の声

おまけにもう一つ。この英語版の翻訳精度は決して高くなく、5段階評価なら3程度のもので、ストーリーに影響がない範囲でけっこう勝手にセリフを変えちゃってるんですが(声優のアドリブもあるのかも知れません)、何か英語版のコナン君は、日本版より自分を持ち上げたがります。

例えば劇場版第1作『時計仕掛けの摩天楼』で、犯人を罠にはめて、驚く犯人に「これみんな新一兄ちゃんのアイディアだよ」と言うコナン君。ところが英語版では、"It's all Jimmy's idea." の後に続いて、"I think he's a real genius." というセリフが入るのです! 自画自賛しすぎだろコナン君。


↑「新一兄ちゃんって本当に天才だよね」と言う英語版コナン君。
自分で言うな

他にも、初期の事件で、まだコナン君が目暮警部に認められていなかった時、ソファーの下に犯人の遺留品かもしれないイアリングを発見しました。しかし、子どものコナン君の話を誰も聞いてくれません。そこでコナン君は蝶ネクタイ型変声期で大人の声を出し、警部にイアリングの存在を気づかせます。

ところが、英語版ではどうも警部にイアリングに気づいてもらうだけでは不満だったようです。日本語版では「ソファーの下にあんなものが!」というだけのセリフだったのが、英語版では "The kid is right. There's something under the couch." というセリフになっていました。わざわざ「この子どもの言うとおりです!」というセリフを加えて、自分の正しさを主張したがる英語版コナン君。なんか英語版コナン君は、こんな感じに所々で自己主張が微妙に強いです。


↑警部に相手にしてもらえなかったから、わざわざ声を変えて
自分が間違っていないことを主張する英語版コナン君

さらに、英語版コナン君は日本語版よりちょっとだけキザです。

例えば服部平次初登場の回。パイカルを飲んで酔っ払っい、日本語版では「蘭ね~ちゃ~ん」というだけのセリフが、英語版では "Hey, there. Beautiful." となっていました。日本語版だったら、酔っ払ってもこうは言わんだろうな。


↑「よー、かわいこちゃん」的なことを言う英語版コナンくん

また、第41話「カラオケボックス殺人事件」にて、姿を見せないまま蘭にクリスマスプレゼントを渡して、「余計な心配するんじゃねーぞ、蘭」とつぶやく新一のセリフが、英語版では

"I wish I could've held you in my arms, Rachel. That's the best that I can do. I'm just happy to see your smile on your face. That's Christmas to me.
(蘭、この腕でお前を抱きしめることが出切れば。今はそれが精一杯だ。お前の笑顔を見られればそれでオレは幸せだ。それがオレのクリスマスさ)
"

という、えらく長くキザなセリフに変わっております。なんでアメリカ人は、こう直接的なラブラブ台詞を入れたがるんだろう?


↑日本版よりはるかにキザなセリフを吐く Jimmy Kudo

とまあ、北米版『コナン』の紹介は大体こんなところですね。知りたいことがあったらコメントでお知らせください。日本でも楽天なら手に入るようなので、興味をもたれた方は、好きな映画のやつでも見てみてはいかがでしょうか? ちなみに管理人は『世紀末の魔術師』が一番好きです(これも英語版はカオスな箇所がいくらかあるが…)。また、『瞳の中の暗殺者』のラスト、犯人をボコボコにするシーンも大好きです。未見の方は是非!

ではまた!

追記

映画『11人目のストライカー』はJリーグとのタイアップ企画だったので、海外組の選手は一人も出ませんでした。管理人はヤットさんが一番好きな選手ですが、本田と長友も大好きなので、コナン君と一緒に描いてみました。どうやっても本田が似ない…! 阿部寛はけっこう簡単に描けたのにな。


↑管理人が書いたイラスト。
今度の映画では本田と長友を…ってもう無理だろうなあ。


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この記事へのコメント

原作への愛が感じられないよね
2012年05月24日 08:06
いやはや、版権の契約内容に関わってくるのだろうけども
そうそう安易に改変してしまう出版業界の考え方もどうなんだろう・・。
たぶんこれは日本の「マンガ」だけじゃなく、「英訳」するにあたっての常套手段になってるんだろうね、出版会の伝統というか慣習というか。

日本ならより原作に忠実な・・・というのが売りになるのだけど、
あちらは強引に自分達の手を入れ自己主張をする事で
「仕事したったわー」みたいな成果を示さないと上がOK出さないのかもね。

ーーーーーー誤変換
『アニメ版では主要登場人物以外の一話きりのキャラクターも全員英語名に帰られているのですが、マンガ版では主要人物意外は日本名のままなので、』
「帰られて」→「替えられて」
「意外」→「以外」
サザえもん
2012年05月24日 10:26
近年は原作に忠実であることが求められるように、アメリカも変わってきました。今後また記事書きます。

誤変換直しました。ありがとうございました。
 
2012年05月24日 17:20
元太ェ
 
2012年05月25日 00:19
コナンのキャラはモーリス・ルブラン→毛利蘭みたいに、世界の推理小説の有名どころから名前をもじってつけてますが、その辺の遊び心もガン無視なんでしょうか。アガサくらいならそのまんま通じそうなのに。

ホームズの踊る人形はじめ海外の言葉や文字を暗号やトリックに使ったミステリ訳した人の苦労がしのばれます。いや小説だと註釈で細かく解説できるからアニメや映画の吹替はさらに難しいのか?

ちゃんと訛ってるというこだわりは面白いですね。方言がきっかけで謎が解けるミステリもあるしなあ。
鮎廉
2012年05月25日 18:28
かなり頑張って元の名前に近づけているのだろうが、ジミー工藤には爆笑しながら抗議せざるを得ないwwww
通りすがり
2012年05月28日 00:40
灰原哀の哀はV.IウォーショースキーのIから取っているから、その名前にちなんだのだと思います。
考察
2014年09月07日 07:55
かなり古い記事なので、もしかしたら他に指摘があったのかもしれませんが
SHRine God

SH"Rin"e "Go"d

"Rin" "Go"=”RinGo"

Rの上の部分がはみ出ていると大文字のTが隠れることができるので
Rin d→Tina(aの上が丸まらない字体)
なんだと思います。

まあ、そこまで頭をひねるなら文字の絵ぐらい変えろと言いたいですが・・・
通りすがりの外国人
2016年07月07日 15:09
初めましてサザえもんさん!ただの通りすがりの外国人です。僕も名探偵コナンのファンでこの記事の謎をちょっと解明できます。

第21話の事件については、実は米国本放送では文字の絵は変えられたようです。
米国人ではないのでその放送は見ていませんが、当時で見た人の報告では必ず絵が変えられたらしい。まぁFUNimationの社内状況のカオスも遡れば簡単な話になります。

ライセンスができたら第1話からの放送で人気を博してればDVDの売り上げになるでしょうで、まずそのために第1~51話(52×30分)を「米国で起こったことのように」吹き替えた。(でも結局人気を得ずに第48話で打ち切りになってしまった。)
放送との同時に第52~83話をDVDで先駆けて発売していて、この部分だけ初版DVDだけでは英語版映像も日本語版映像も別々に収録している。

でもその時に、FUNimationの発売作業が映像の一方だけ収録するように変更されました。その時期でDVD発売していた全番組にも見えるかなり大きいな変更点ですね。
そのせいで、第1~51話もDVD発売しようとしたら、元の絵と変えた絵を両方使えなくなってしまった。
片方しか使えないなら必ず他の片方がカオスとなるでしょう…
もし英語版映像が使用されたなら英語字幕版で見るとつじつまが合わなくなってしまう。(FUNimationのDVDは原則として英語吹き替え版と英語字幕版を両方収録しています)
吹き替え版の不人気か、元の絵への尊敬かどうかは分りませんが、結局元の絵が使用された。
サザえもんさんの写真で見られるBOX版では第52~83話からも英語版映像が消されました…(第84~123話は、BOX版だけが発売になります)
(続)
通りすがりの外国人
2016年07月07日 16:47
でも哀れなことにこの決断では吹き替え版の何数話が上の通り、DVDで観るとやっぱりカオスになった。
でも葺き替えた時点ではそのつもりがなかって、英語の文字を見てその英語からの推理になります。

その証拠として第21話にでも「shrinegod(コマイヌ)の6文字目がまるで後から書いたに見える」と言うセリフがあるが、コマイヌにまず6文字目がないですね。
なんかまわりクドーい説明ですみませんが一応自体が分ればこうなった理由もちょっと分りますと、ご参考になったら嬉しいな気持ちで書いたものです。

ちなみに阿笠博士の訛りはドイツ訛りで、ハリウッド映画でよく常軌を逸した科学者(mad scientist)がドイツ人ということから決めたらしいです。
なげ
2018年06月15日 01:50
イニシャルだけじゃなくて、そこそこ響きが似てる名前にしてませんか?(貫徹されてませんが…)

シンイチとか、英語圏の人は言いにくいらしいですね。
Klaus
2019年03月02日 18:28
阿笠博士の名前が変更されていないのは、名の由来がアガサ・クリスティだからじゃないですか?