【アメリカ】『ドラゴンボール』 ミスター・ポポは黒人差別だ!

アメリカは銃犯罪が多いからフィクションでの銃の表現に敏感ですし、黒人差別が存在するから、黒人表現にも敏感です。今日はそんな一例をご覧に入れましょう。

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今でも大人気の『ドラゴンボール』の英語版を読んでいたら、ミスター・ポポの表現が変わっていました。


↑左:日本 右:北米


↑左:日本 右:北米


↑上:日本 舌:北米


ご覧の通り、ミスター・ポポの唇が全て消されていますね。そのせいでちょっと表情が変わってしまっています。

最初見た時、印刷上のミスか何かかと思ったのですが、全てのコマで唇が消されているので、意図的なようです。

また、同じ鳥山作品の『Dr.スランプ』でも、同様の変更がありました。





どうも、この分厚い唇が、黒人差別と見なされたみたいです。

昔の日本のマンガでは、唇が分厚い黒人がよく描かれたものですが、アメリカではそのような表現は黒人差別的と見なされて問題視されることがあります。手塚治虫も『ジャングル大帝』をアメリカに売り込んだ際に、黒人表現が問題になったと自伝で述べています。

ミスター・ポポは人間ではないと思うので、やりすぎではないかと思うのですが、やはり実際に黒人差別が身近な問題だからこそ、こういう問題にも非常に敏感なのでしょうね。日本でも「ダッコちゃん」やカルピスが問題になったことがありますが、世界がますます狭くなる中、外国人や外国文化の表現には、日本も敏感にならざるを得ないかもしれませんね。


↑ダッコちゃん


↑カルピス


「○○アルよ」って言う中国人も、腕が伸びるインド人も、グラサンとカウボーイハットのアメリカ人も見られなくなる日が来るかと思うと、ちょっと残念な気もしますね。

日本のマンガが人種の分け隔てなく受け入れられることを願いつつ、ではまた!


==補足==


「どこが差別的かわからない」という人も多いと思いますが、恐らく「唇が厚い黒人」は、「チビで眼鏡で出っ歯の日本人」と似たようなものなのでしょう。



ステレオタイプというものは、描く側に差別的意図があるかどうかは問題ではなく、受け取る側がそれを不快に受け取るかどうか、という問題であるのだと思います。実際に黒人がポポを見てどう感じるかわかりませんが、実際に黒人差別が存在するアメリカだからこそ、敏感になるのは仕方がないことだと思います。


↓北米版『ドラゴンボール』&『Dr.スランプ』


 

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