あの人が女体化!? 北米版FC『キャプテン翼』がアメリカンすぎる!(その4)

ファミコン『キャプテン翼』北米版第4回。これまでのは⇒第1回第2回第3回。今回で最終回! 一気にラストまでご紹介します。

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全国大会決勝、勝てば南葛単独優勝。引き分ければ南葛と東邦の両校同時優勝です。それは北米版でも受け継がれました。ここは原作どおり、両校同時優勝バージョンを紹介しましょう。これ大変だったわ、勝っちゃったらリセットしてやり直しして、引分になるようキープ力の高い翼(ロビン)や小次郎(デーモン)にドリブルさせて時間を潰させて…。色々疲れるゲームだった…。

いつもどおり、左側が日本、右が北米です。














ここまでストーリー同じなのに、©Yoichi Takahashi という文字が見当たらないから、多分陽一先生に著作権料は支払われていないのでしょう。いいのかな…。

これで全国大会も終わり、ゆっくりできるかと思ったら、すぐに世界ジュニアユース大会が始まります。そのことをサッカー協会の片桐さんが教えに来てくれました。



!?



片桐さん女体化!!!

このグローリアという女性が何者なのかわかりませんが、まさか片桐さんが女体化するとは、だれが想像できたであろうか…。

また、このグローリアは、カールとセシルを加えると言っていますが、セシルが岬君、カールは新田くんに当たります。また、セシルはロビン(翼くん相当)の兄弟ということになっているようです。

日本版だと、パリの街を散策して岬君を探さないといけないのですが、北米版ではいきなり仲間になります。よかった、あの岬探しのイベント、つまんない癖して難しいんだよな…。


↑左:日本の翼と岬    右:アメリカのロビンとセシル

北米版では「ついに兄弟が再会した!」と書いてありますが、どうしてこの2人が離れ離れになっていたのかはわかりません。もしかしたら説明書にストーリー説明があったのかもしれませんが、入手していないのでわかりません。また、セシルの方は、ロビンが長年会っていない父親(ロベルト本郷相当)と会っているようなので、何らかの家庭の事情がありそうですね。でも、説明書がないから最後までわかりませんでした。

さあ、世界大会です。我らが全日本はバッタバッタと敵をなぎ倒していきます。一方、アメリカ代表はTOPSというチーム名で敵をなぎ倒していきます。多分USAと名乗っていないのは、このゲームをイギリスでも発売したため、作り変えないでいいよう国名を伏せたのでしょう。まあ、面倒なのでこれまでどおり「アメリカ」と呼ぶことにします。。

面倒なので細かい試合は省略します。なぜか対戦国が変更されていて、ウルグアイはカメルーンに、アルゼンチンはアラビアになっています。変える必要性はよくわかりません。南米を使うと都合が悪いことでもあったのでしょうか? でも、逆に決勝戦のドイツはブラジルに変更されています。何故だ…。

さて、ウルグアイには黒豹と呼ばれるラモン・ビクトリーノ、アルゼンチンには天才ファン・ディアスがいるのですが(ディアスは原作で日本相手に8人抜きをやるシーンがめちゃくちゃカッコイイ)、日本版ではそれぞれ井沢と来生のグラフィックを使いまわしています。陽一先生がキャラの描き分けが苦手であることを利用した見事な容量節約作戦です。


↑原作における井沢(左)とビクトリーノ(右)

↑ゲームにおける井沢(左)とビクトリーノ(右)


↑原作における来生(左)とディアス(右)

↑ゲームにおける来生(左)とディアス(右)

で、北米版は、この使いまわしまで受け継いでいました。そんなところまで原作準拠しなくてもいいのに…。


↑北米版における井沢相当キャラ(左)とビクトリーノ相当キャラ(右)


↑北米版における来生相当キャラ(左)とディアス相当キャラ(右)

キャラだけではなく、新たな必殺技も世界大会編の魅力です。立花兄弟は次藤くんと協力して、二人同時に飛んでツインシュートをかます、スカイラブツインシュートを身につけますが、北米版でも立花兄弟に相当するポンチ兄弟は、次藤くん相当のナイジェルくんと協力してダブルアクロバットなるわざをかまします。ただ、北米のナイジェルくんは、ポンチ兄弟を足ではなく手で投げ飛ばし、ポンチ兄弟は同時にボールを蹴るのではなく、一人が蹴ったシュートをもう1人が後からさらに蹴ることで、スピードを増す必殺技です。……。日本版よりさらに無理がある…。






↑左:日本のスカイラブツイン   右:アメリカのダブルアクロバット

また、日向くんがブラックボールを手に入れて新たな必殺技を身につけるなんて展開も同じです。それがネットを突き破る威力があるのも同じですが、こういうのは原作ファンが「あ、原作のあれだ! ふふふ…」となるためのものだから、原作抜きにプレーしてもあまり楽しくない、というか展開がよくわからない気がするんですが、今更そんなこと気にすることはないのでしょう。










とまあ、こんな必殺技などを駆使しながら、日本はドイツに、アメリカはブラジルに勝利して、ついに優勝! わー!




わーわー! 「おめでとう」「おめでとう」 みんなが祝福に来てくれました! 
ボクはここにいていいんだ! ロベルトに、ありがとう。 シュナイダーに、さようなら。
そして、全てのサッカー選手たちに、おめでとう。



……?




だ・れ・だ・お・ま・え・ら!!

日本版のキャラは皆原作に登場する子たちなんですが、北米版はマネージャーのアン以外、いきなり初登場の女の子3人が祝福に訪れました。なぜ無理矢理日本版に準拠しようとするのだ…。サザえもんは、最終回で新キャラを出すの好きじゃないんだけどな…。髪だけ変えて、顔グラは使いまわしというところも原作準拠。もはや、陽一先生のキャラの描き分け力のなさを暗にコケにしてる気がしてきました。テクモェ…。


↑右:北米版シュナイダー、ブラジルのアイルトンくん

↑連載開始から30年。いまだにオリンピックさえ出ていません。







↑女体化片桐



さあ、ついに翼の師匠であるロベルト&ロビンの父親が登場!


↑数年間どこで何をしていたのか、親父登場。
ちなみにロベルトはブラジルに帰国していました。

おお、これが親父か。どうしてロビンと親父が離れ離れだったのかはわからずじまいでしたが、きっと説明書に複雑な家庭の事情が書いてあったのでしょう。














↑そして翼&ロビンは世界へ旅立つ…。


おー、ついに終わった! 4回もかけて紹介した北米版、これにて終了です! プレーするだけでも大変なのに、ツッコミどころが多すぎて、本当に疲れるゲームでした。よかった、『C翼2』北米版が存在してなくて…。そっちもプレーしてたら過労死するな。

しかし、サザえもんは手に入れていないのでプレーしていないのですが、この北米版『C翼』である『テクモカップ』は、ヨーロッパではメガドライブでも出ていたようです。そちらのストーリーはオリジナルのものらしいですね。これがパッケージです。



まんま
シュナイダーじゃねーか!!

ゲーム画面はこんなん↓らしいです。


なんでも、『C翼』っぽい友情やライバルやそういう要素を盛り込みたかったらしいんですが、『C翼』のストーリーをそのまま使うわけにもいかずハンパにパクったために、キャラクターの人間関係とか、動機とか、わけわからん感じの作品になったらしく、全然売れなかったそうです。キャラゲーを、キャラを知らん人にプレーさせる時点で、まあ普通成功せんわな…。今回のことでよくわかったよ…。

では近々、今度はメキシコ製『キャプテン翼』を紹介したいと思います。メキシコじゃないですよ。メキシコ『キャプテン翼』です。こうご期待!

ではまた!


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